(生)林檎博’08 ~10周年記念祭~ 初日@さいたまスーパーアリーナ。

会社を半休。
何故って、久々の椎名林檎のワンマンのため。
ふふ。
仕事に巻き込まれないようさっさと一度帰り、
夕方、さいたまスーパーアリーナに向かう。
まぁ、毎度のことかもしれないけど、
すっばらしかった。
古いファンには堪らない。
もちろん、欲を言えばもっと、
聞きたい曲はあるんだけどさ。
最近はもうほんと最近の曲ばかりで、
演る古い曲も同じ曲が多いんで、
これだけ一気に古い楽曲聞くとさ。
もう、感動が止まらないわけですよ。
まぁ、明日明後日行く人は、読まない方がいいかもねーー。
なんて。
たぶん、明日明後日より、
今日のレビューの方が濃いよ。
つか間違いない。
さいたまスーパーアリーナは初めてくる。
やぱでかいね。
でかすぎるね。
今日はアリーナ席だったけど、
想像以上に遠い。
まぁいいか。映像あるし。
斉藤ネコ with またたびオーケストラは見えず。
スタンドじゃなきゃ見えないなぁ。
意外にも、舞台にはドラムにギターにベースが。
銀盤らしきものも。
バンドっぽいアレンジでもやるってこと?
そういえば今回のライブではお土産がつく。
S席A席は一緒の内容で、
プレミア席はさらに多いらしい。
たぶん、共通なのは旗。
いつだったかの武道館のときも、旗配ってたな。
1曲目、「ハツコイ娼女」。
意外と言えば意外な選曲。
新しいしねぇ。
バンドメンバーは、遠目で亀ちゃんだけ確認。
ギター、ありゃ誰だ?
平間くんか???
最後にわかったのだが、Charaとかのプロデューサーやってる名越由貴夫氏でした。
「本能」のギター弾いてた人だね。
ドラムは、臺太郎か!?と思ったけど、
こちらかカースケ師匠こと河村智康氏でした。
こらまた、初期の椎名林檎の楽曲でいっぱい叩いてる人。
納得の人選。
2曲目は、ここで一気に背筋に寒気が走る。
「シドと白昼夢」だ!
ただし、シングルの/wのほう。
無罪モラトリアム版の方が好きだがそんな我儘はいらない。
何しろ滅多にやらん曲だ。
3曲目は、会場中に悲鳴が。
「ここでキスして。」これは泣ける。
いやぁ、いかにも10周年記念だ!って感じ。
続いてやったのが、なんと「本能」。
「本能」は意外とライブでやったことがない。
下剋上エクスタシーくらいなもんだ。
ゆえに超貴重。しかし、皆ちんが居ないのが惜しい!
別に録音では皆ちんやってないが、
なぜかイメージが皆ちんなのだ。
次にギャンブル。
オーケストラ編成版。
これは予想通りってとこか。
やっぱり映画に使った楽曲だもんね。
ここで一旦、デビューからの歩み、
てな感じのビデオが流れる。
今更感があるけどね、
ファンだらけなんだから。
そして6曲目が「ギブス」。
意外に会場がどよめかないが、
勝訴ストリップ収録盤にとても近いアレンジ。。。。
と思ったら。
あれ?もしや?と思ったらそのとおり、
続く「闇に降る雨」にダイレクトに移る。
おおおお。
アルバムや、プロモーションビデオと同じ構成!
感動。
いやぁ渋いなぁ。
古くからのファンなら大喜びだよ。
さて。
続く楽曲で軽くマジ泣き。
「すべりだい」!!!
本人がピアノまで。
うわあああああ。
何をおいても、僕の中で人生に大きく影響を与えた楽曲なわけです。
うう、これは来るなぁ。。。。。
感動冷めやらぬまま、
次は勝訴ストリップ版「浴室」。
アレンジ版である「la salle de bain」を発表して以来、
こちらの方がやる機会が多い。
なので凄い貴重。
パフォーマンスも貴重w
舞台が180度回転して、
そこにはいつの間に設置したのか、
なぜかキッチン台が。
林檎ちゃん、あいまあいまに林檎を包丁で切りまくる。
さすが主婦だけあって包丁捌きすげぇ。
10曲目は「錯乱」。
これも映画の楽曲だけど、意外と映画では使われてなかったな。
結構好きな曲なのだけど。
続く「罪と罰」は会場がどよめく。
ここまで、3rdシングルから6thシングルまでやってる。
10周年っぽい。
と思ったら次は「歌舞伎町の女王」。
こちらは2ndシングル。
結構いろいろなアレンジでライブをやってるが、
今回も結構いじくったアレンジ。
とてもいい感じ。
13曲目で、やっと東京事変名義の楽曲、
「ブラックアウト」が。
全部ソロの曲だから貫き通すのかと思ったけど、
別にそういうわけではないらしい。
ここで、小休止。
なんと、椎名林檎のご子息のナレーションで、
椎名林檎自身の生い立ちをなぞる。
お子さん、7歳ですよ。
すげー長いナレーション読んでた。
頑張ってひらがな読んだんだろうなぁ。
かわいーねー。
14曲目は「茎(STEM)」。
英語の方です。
この楽曲あたりの椎名林檎の作品はもともと壮大なアレンジが多いので、
こういった大編成のバックがいるととてもいい感じになる。
イントロで、お、もしや、と思ったが、やっぱり。
お兄ちゃん登場。
「この世の限り」を兄妹で。
なんか、椎名家のイベントみたいになってきた。
しかしね、椎名純平かなり声素敵だからね。
Rising Sunでも凄いよかったからなぁ。
ここで初めてまともなSEが入る。
そして、「オニオン・ソング」をデュエットで。
二人ともほんといい声してる。
再びソロで、「夢のあと」。
わりとライブのラストでやることが多い楽曲。
そろそろ終わり近いなぁ、
なんて思ってたら次が「積木遊び」。
ぐわーーーーーっ!
積木ダンスだ!!!
感動。
こいつはちょっと意外だった。
続くは「御祭騒ぎ」。
これぞ旗を振る曲。
事変の曲だけど、この曲は楽しげでとても好き。
御祭だしね。
20曲j目に、「カリソメ乙女」。
アレンジはほとんどDeath Jazz Verだけど、
社長がいないからアジテーターなし。
最後の歌詞のところで、林檎ちゃんがふっと消えて、
そのままライブ終了。
ありゃ。
いきなし終わってしまった。
当然な、アンコール。
「正しい街」だ!!
そうだよ、この曲がある。
泣きたくなるような、この曲が。
これも凄く久しぶりに聞くな。
続くは、「幸福論(悦楽編)」。
デビュー曲のアレンジではほんとやらないね。
何でだろう。
しかし、この悦楽編だって最近ではほとんどやらない。
9枚あるソロのシングル曲のうち、7曲やったことになる。
「真夜中は純潔」は何でやらんのだろうね。。。
アルバムにも未収だし、なぜ?
「りんごのうた」はわからんでもないけどさ。
ダブルアンコール。
特別な曲、ということで、
椎名林檎が初めて作った曲を披露。
インタビューとかで聞いたことがあったけど、
まさかちゃんとアレンジして、出してくるとはね。
「みかんのかわ」という曲。
びっくり、可愛い。
最後は新曲だった。
そういえば、公式の日記で、
新曲を間に合わせたいって書いてたな。
エンドロールが流れた。
一緒に流れたのは、「丸の内サディスティック」。
そういえば、いつも必ずやるのに、今日はやらなかった。
そういうわけか。
結構、白ける人が多いかも知れんが、
単なるバックミュージックじゃなかった。
英語詩と、日本語詞を織り交ぜた、
完全に新録の「丸の内サディスティック」。
やべーーこれすげぇ!
今日は余韻が素晴らしい。
これだけ古い曲ばかりやることは、
もう当分ないだろうな。
欲を言えばまだまだある。
「茜さす 帰路照らされど…」「眩暈」「17」「あおぞら」
「警告」「リモートコントローラー」「依存症」「モルヒネ」
もっといえば、提供曲である「プライベイト」「木蓮のクリーム」とかね。
そのあたりやってほしかったなぁ。
まぁ、いいんですけどね。
たぶん、セットリストは変わらないだろうからな、
明日明後日も。
もしかしたら、アンコールが少し変わることもあるかも知れんけど。
ちょっと期待しようっと。
林檎博’08 ~10周年記念祭~ 初日@さいたまスーパーアリーナ 2008.11.28
セットリスト
01.ハツコイ娼女
02.シドと白昼夢
03.ここでキスして。
04.本能
05.ギャンブル
 SE:宗教
06.ギブス
07.闇に降る雨
08.すべりだい
09.浴室
10.錯乱
11.罪と罰
12.歌舞伎町の女王
13.ブラックアウト
 SE:やっつけ仕事
14.茎(STEM)〜大名遊ビ編〜
15.この世の限り (with 椎名純平)
16.玉葱のハッピーソング (with 椎名純平)
(original:the onion song / Marvin Gaye)
17.夢のあと
18.積木遊び
19.御祭騒ぎ
20.カリソメ乙女
en1
21.正しい街
22.幸福論(悦楽編)
en2
23.みかんのかわ
24.余興(新曲)
end.丸の内サディスティック(録音)

コメント

  1. りん より:

    AGENT: DoCoMo/2.0 D902iS(c100;TB;W28H20)
    すごく興味深く読ませていただきました。
    私は毎回ライブで思考回路が逝ってしまってセットリストなど詳細を忘れてしまうので、読みながら記憶を辿ることができました。
    ありがとうございました。
    ライブ最高でしたね。

  2. bari より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 6.0)
    ありがとうございますw
    楽しかったですね!!!
    今からDVDが楽しみだー

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