変わること、変わらないこと。

僕にはおそらく、親友と呼べる人が3人いる。
一人は女性で、二人は男性だ。
もっとも付き合いが長い人は、もう15年くらいになる。
元々友達を作るのは大の苦手だ。
どうにかなるさ、という人もいるけど、僕にはそんな考え方は不可能。
どうにかならなかった、3年間があった。
いや、それだけでなく、どうにもならない2年間もあった。
だから、どうにかなるさ、と考えられる人が心底羨ましい。
コミュニケーションに、僕よりエネルギーを使わないということだけでも、羨ましい。
いつしかカテゴリができた。
友人と、親友。知り合い。
知り合いなんてたくさんいる。
友人も、たくさんできた。
でも親友は、少し。
‘中学時代の’親友とか、’高校時代の’親友などという形容は、僕にはない。
それは仲のイイ友達であって。
ほんとの親友って、例え学校を卒業しても、遠く離れても、変わらず普段どおりに連絡がとれるひと何だと思う。
知り合って15年ほど。
彼と一緒のクラスだったのは、2年だけ。
後は中学も、高校も、大学も、職場も違う。
連絡も、取らないと平気で半年くらい間が開く。
でも、やはり彼は親友に違いない。
お互いそれが当たり前で、忘れる必要すらない。
人との関係に、軽く接することが苦手なのは、きっと短所なんだろう。
狭く深く。
これでも、随分広くなった方だ。
自分でも驚くほど。
‘今日は疲れた~’、’あぁムカツク~’、そんな日常の、どうでもいい言葉が聞こえるだけで、
案外自我をもたせる。
孤独であること。人との関わり合いに頼ること。
どちらがイイのか、僕にはわからない。
先月以上に忙しくなることはないだろう、と思っていたけれど、甘かったらしい。
有給とったせいもあるけど、一度も23時前にオフィスを出れない。
いや、23時半前か。
人生としては、薄い。
体もおかしくなる。
メッセを見ると、何人か似たような境遇の同期がいる。
ストレス、溜まってるだろな。
その中で、色々とがんばっている。
そんな同期の、ちょっとがんばってる話を聞くと、素直にうれしくなるし、
辛い話を聞くと、やっぱりシンクロする。
イイのか悪いのかわからないけど。
まぁ。
やっぱり、不幸自慢は、よくない。

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