できること、できないこと。

人と人がコミュニケーションをとる時。
真っ先に浮かぶものは、言葉だ。
言葉は、人を幸せにもするし不幸にもする。
言葉だけじゃない。
文字だって、同じだ。
それは、誰もが良く知っていることだ。
でも、結局誰もわかっちゃいない。
些細なことで、身構える。
些細なことで、癇に障る。
知っている。
みんな知っている。
でも、誰もできない。
汚い言葉を吐きながら、ごめんね、ごめんねと思う。
早く逃げたいと思う。
何もかも忘れたいと思う。
自分の心の中の、最も汚い部分が、全てを支配する。
みんなみんな、知っている。
過去には人を惹きつける強い何かがある。
過去には人を拒絶する強い思いがある。
人は、思い出の中でしか生きられない。
未来の中で生きようとも、現実は残酷である。
人生は不思議で。
一行で片付く言葉も、真意は決して伝わらない。
それでも人は信じる。
信じないことは、ありとあらゆる否定へ繋がる。
みんなみんな、知っている。
ただひとつ確かなことは。
みんな一人一人違って。
男女はもっと違って。
人種はもっと違う。
でみ、皆同じであること。
傷つけたくない。傷つけられたくないこと。
最近、急いていると思う。
昔からそのきらいはあるけれど。
良くない所で顔を見せる。
上手く行かなければいくほど。
信じることが罪。
信じるものは自分だけなんて。
それも、真理。
夢と、冒険と、人を思う気持ちと。
そして自らの誇りを。