茜さす 帰路照らされど・・・。

昨日は南極で皆既日食だったらしい。
夕焼けの皆既日食は、テレビの画面の向こうでも綺麗だ。
茜色の空は、僕には恐ろしく見えた。
不吉なようで寂しいようで。
でも、そんな空を愛する人もいる。
今、僕はそんな空が暖かく思える。
「ヘッドフォンを耳に充てる
アイルランドの少女が歌う
夕暮れには切な過ぎる
涙を誘い出しているの?」
今日は雨。
青い空は黒ずんだ雲の向こう。
タイミングが合わない。
それは偶然の所作によるものだけど、とても大切な事だ。
それが、全てかもしれない。
だから、後悔する。
何かできなかったのか、と思う。
何度も、そうならないように、手を打つ。
それは全て裏目に出る。
時は戻らず、行為は「経験」として美化される。
歩み寄る事にも努力が必要で、
時には辛い想いもする。
色んなことを言い聞かす。
ありとあらゆるものが具象化されて、罪になる。
ごめんなさい。
言葉は重く、軽い。

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