映日紅の花。

今やってる仕事ってのは、システム屋だけどとても法改正に影響を受けやすい。
企業の基幹系、しかも人事なので。
特に、年金関連など、昨今毎年変わるような分野。
で、4月1日に改正になった部分の対応が、今日になっていきなり決まる。
ざけんな。
しかも2週間以内にフロー作成から運用まで持ってかないといけない。
ぁぁぁいきなり仕事振ってきやがって…。
初夏から梅雨へ。
北海道に梅雨は無いけれど。
暑いだろうなぁ、東京。
人間なんて簡単なもんで。
たった一つの希望だけで、ありとあらゆる活力になる。
逆に、たった一つの絶望で死に至る。
つくづく、出張して思い知った。
小さなトゲはどんどん広がる。
自分を卑下し、励まし、許すってことは、一応必要なんだ。
脳が納得しないと、生きていけない。
どーしよか。
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PV no.65
映日紅の花(another ver.) / 椎名林檎 (2003、Virgin Records/TOSHIBA EMI)
椎名林檎の3rdアルバム、「加爾基 精液 栗ノ花」のアナログ版のみ収録されている曲。
他に、DVD「性的ヒーリング其ノ参」にクリップが収録されている。
ボーナストラック的な側面が強く、あまり知られていない曲だが、椎名林檎の楽曲の中では
かなり異質な存在。
世間的な、「本能」や「歌舞伎町の女王」といった性的衝動のイメージを強く出した作品とは、
全く正反対。
一方で、「ギブス」や「正しい街」「迷彩」といった深層心理を抉った様な作品ともだいぶ違う。
しいて言えば「あおぞら」とかなんだろうが、安定感というか心の温まり方がだいぶ違う。
クリップもそういった印象を強く反映して、何か暖かい。
クリップ自体、実はもう一つのバージョンがあり、下の画像はそれに当たる。
本来のバージョンの映像を踏襲しつつ、デビュー時から作品発表時までの対比の映像が組み合わさる。
1998年と2002年。
椎名林檎「映日紅の花(another ver.)」
「もしもし そろそろ逢ひたいな」
庭には 花菱草
何時何時 出やる 後ろの正面
振り返つて 振り返つて
彼の子は未だだよと
「もしもし お変わり無いですか」
庭には夏が帰さう
何時何時 出やる 後ろの正面
待ち望むで 待ち望むで
彼の子にまう良いかいと
鳥渡仰いで
戸惑ひは太陽を隠す雲
置いて行かないで
空は金と朱色 互ひ違ひ
実の無い花は 枯れても永遠に愛でらるる無実の罪
蕾に成つて魅せてくれ さあ 今日と明日を結べ
急度祈つて 恥ぢらひが陶酔に負ける風
付いて来ないで 我は綿の混紡 互ひ違ひ
花の咲かない実は 朽ち永遠に忘らるる
無骨な罰 貳ツに割つて召し上がれ
さあ 今日も明日も 御覧
実の無い花が 枯れゆき永遠の名を貰ふよ
膨らむでゆく 衣纏ひし此の子は誰?
妙に甘く鮮やかな実
嗚呼 哀しみ携えし子よ 眠れ
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