卒業生。

大学の後輩連中と飲む。
ほんとは卒業する子たち皆呼びたいとこだったけれど、多くは卒業旅行に行ってるってことで、卒業生は二人。
あと、もうひとつ下の子と、うちらOB・OG。
どこがに遊びに行くかぁ、って時に、声を掛けるのはせいぜい今年の卒業生くらいまでなので、いよいよ感慨深い。
まるで、子を見る親のような心境になって見てるうち等。
ダメOB・OG。
どうも昔から、下の代に甘い。
これは、サークルの伝統かな。
急激に、過去に引き戻されるような錯覚を感じさせられる。
変わらないものは、変わらない。
変わるものは、変わる。
両極端な真実。
しかし何でだろう。
過去ってものは、確実にセピア色に変わっていく。
音声もどんどんレトロに。
どんな会話していたんだろうなぁ。
思い出せない。
そこには間違いなく、僕はいたのに。
大学4年の時の1年生が、大学4年になろうって時期。
就職活動の話が懐かしくも寂しい。
女の子の後輩たちは家路につき。
男の後輩を拉致って、彼の4月からの新居を見に行く。
上野のほうらしい。
新築らしく、小奇麗。
昔の、うちの会社のオフィスのそばだった。
へー。
いいとこだ。
あいもかわらずアホみたいに遠い彼の家まで送る。
50km以上も離れてる。
よく通ったな、ほんと。
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くだらない唄 / BUMP OF CHICKEN
得意の絵を描いてあげる 僕の右手と水彩絵の具で
丘の花は黄色にしよう そのほうが見つけやすいから
三日月が光る頃 この絵と同じ丘で待ってるよ
明日僕らは大人になるから ここで思い出をつくろう
神様見渡す限りに きれいなタンポポを咲かせてくれ
僕らが大人になっても この丘を忘れぬように
指切りをしよう 僕らにシワが増える前に
十年後の同じ日に またここで一緒に絵を描こう
今夜中にこの景色(おか)を 僕の右手と絵の具で閉じこめる
十年後の同じ日までに ネクタイで迷わぬように
かみさま小さな2人に 今夜だけ魔法を唱えてくれ
僕らが大人になっても この丘を忘れぬように
少しだけ僕はせきをして 最後のひとふでに願いを込める
となりでアナタはうつむいて タンポポでかんむりを
(目が覚めれば 目が覚めれば)
かみさまぼくはふるえてる 背広もネクタイも見たくないよ
Tシャツに昨日しみ込んだ タンポポの匂いが忘れらんない
きのうのおかでひとりきり あなたがくるのをひたすらまった
くるはずないよわかってた ぼくはまだふるえてる
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