絶景。

眠い。
体はまだ大丈夫だが。
朝飯食って、宿を出てスキー場へ。
今日はファンスキーに挑戦。
さっさと上に上がって、さくっと一回滑ろう。
んなかんじでゴンドラに乗る。
後輩に誘われるがまま、中級コースといわれるとこに行ったら。
うっげ。
これどう考えても上級じゃん！
だって人と全然居ないもん。
ゼロ。
ぐあー。
全身で踏ん張って降りる。
ううう、昨日夕方すべりまくったときよりもずっと疲れた。
かなりしんどい。
ひい。
上級者コースを降りたとこに、リフトがあった。
どうやら、ホントの山頂にいけるらしい。
かなりの上級者コースがあるみたいだが、初級者コースに逃げるとこもあるみたいなんで、とりあえずあがる。
ぐおー！！
絶景。
コレはすごい。
はるか地平線が、パノラマで見える。
すごい。
北海道って感じ。
いわゆる十勝平野のほうか。
平野といっても、このあたりはちょっとした盆地みたんだけど。
すごい。
天気がいいスキーってほんとにいいね。
しかし、最初の上級者コースでかなり力を使ってしまった。
あと、ファンスキーもどうやら合わない。
1mくらいしかない短いスキー。
その分、ブレーキに踏ん張りがかなり居るんで、疲れる。
うーん、やっぱもうちょっと長いほうが肌に合うらしい。
昨日はイケイケだったからなぁ。
中級を繰り返し、お昼。
もうへとへと。
お昼後も行ったが、あんまり持たず。
何本か行って、2時くらいにあがった。
つーか、一人の先輩なんか、今回は死ぬほどうまく。
上級者コースしかいなないような人だし、後輩も相当うまい。
今までで一番レベルが高い。
なんで、かなり楽しいんだが体の負担も大きい。
コースも長いし多い。
全部網羅しようと思ったら一日一人でやらないと無理。
3kmコースとかが、中級者コースであって。
コレを10分足らずでバンバン滑った。
新雪もあり、すげー。
いやぁ、やっぱり北海道と関東近辺じゃ全然違うね。
関東は関東のよさがあるが、やっぱ全然違う。
今回のところは、ボーダーがあんまいない。
ボーダーよりスキー。
そして、ちびっ子共がむちゃくちゃうまい。
だって、余裕で上級者コース通ってやがる。
斜角39度の圧雪バーンですよ？
なんだこのお子様たちは。
自分が行った上級者コースは圧雪車が通らない、フカフカのとこだが、そこも僕の脇とえらいスピードでお子様が下っていく。
うーん。
地元っ子恐るべし。
それにしても広くてよかったな。
よく晴れていたし。
ただ、気温は麓でも－10℃。
山頂で－15℃。
激寒。
あー、意地でも楽しまなきゃ勿体無い。
帰り。
行きと同じように先輩の運転する車に同期と乗る。
何しろへばってるんで、眠い。
しかしこんな視界10mのようなとこで、一人眠るわけには行かない。
iPodで懐メロかけまくり、歌いまくり4時間。
果てた。
いやぁ、限界す、俺。
夕飯を札幌で食いつつ、家についたのは21時ごろ。
寝るか…。
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冬がはじまるよ / 槇原敬之
8月の君の誕生日
半袖と長袖のシャツを
プレゼントしたのは
今年の冬も それからもずっと僕らが
一緒に過ごせる為の おまじない
髪をほどいてみたり 突然泣き出したり
わくわくするようなオドロキを抱えながら
冬がはじまるよ ホラまた 僕の側で
すごくうれしそうに ビールを飲む横顔がいいね
たくさんの君を 知ってるつもりだけど
これからも 僕を 油断させないで！
忙しい２人の冬休み
両手で少し余るくらいしかないけど
大事そうに 胸に抱えてる旅行雑誌と
君の笑顔が素敵なら それでいいよ
去年のクリスマスは ケーキを売ってたけど
今年の僕には コワイモノは何もない！
冬がはじまるよ 大きな窓をあけて
星をながめる時は 僕のセーターを貸してあげる
２人がいつまでも 幸せでいるために
どうすればいいか 考えているから
冬がはじまるよ ホラまた 僕の側で
小さなTVの中の 雪にはしゃぐ横顔がいいね
たくさんの君を 知ってるつもりだけど
これからも 僕を 油断させないで！
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