しゃしん。

今日はわりと体調がいい。
早めにオフィスへ行く。
随分暖かくなったなぁ。
東京は今日、満開の桜になったらしい。
ウィルス騒ぎがあり、LANに繋げられない。
あー、もう。
NetSkyの亜種らしい。
それにしてもたいした感染力だな。
日本と中国でかなり猛威を振るっているとか。
それにしてもずいぶん亜種が出るね。
写真は、真実を写す、と書く。
でも、誰もが知っているように、僕らが知りたい真実は写さない。
むしろ、僕らが知りたくもない真実を映し出すほうが、多いとさえ思う。
写真は、残酷だ。
でも、僕は写真が好きだ。
写真は、結局心次第、と思う。
どんなにつらいことも、どんなにかなしいことも、たった一枚で心が生き生きする。
そんなことを、知ったのはいつだろう。
あの、印象的な姉妹の写真を見てからかもなぁ、なんて思う。
出てきた写真は、あまり記憶がない。
いや、無いと言うか、あんまり印象がない。
けど、最後の方に、とても印象的なものがあった。
明らかに僕が取ったもの。
下手くそだ。
でもま。
あの時、どうしても収めておきたかった。
心のあちこちに、綻びがある。
もう二度と紡ぐ事はできないだろう。
椎名林檎が唄っている。
「右目ですべりだいを見送って
記憶が薄れるのを待っている」
記憶は無くなるものではなく、薄れることを待つしかない。
自分が支えられない罪。
決して消えない罰。
突き放して全否定を選ぶか。
許しを待つか。
結局僕に、全否定する勇気はなく。
線路のように、交わることはない。
交わることは目的ではなく、ずっと平行していくことが意義であることを、僕は気づかなかった。
誰も、気づいてはいなかった。
一言で終わる。
悩みなんて、そんなもん。
でもその一言にたどり着くまで、どこまで歩いていくんだろうか。
絶対に叶わないであろう、自分なりの解決の仕方。
何を大切にして、何を恨んでいくんだろう。
憎むべきは、自分の猜疑心と、人の、自己中。

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