空の下で。

美瑛に行こう。
なんて思った。
思っていたよりも、北海道の初夏はとても過ごしやすく。
大好きな夏の空がずうっと見える。
まぁ見上げるのはお昼休みくらいしかないんだけど。
CHAGE&ASKAに「PRIDE」なんて曲があって、まぁファン投票で必ず1位になるような曲なんだけれど。
「譲れないものがある Pride・・・」って歌詞がある。
こんな毎日が続くと、譲れないものは単なる「意地」になってしまう。
それは結局プライドでもなんでもなくて、ただただ、頭の老化に他ならず。
人間が一息つける時は、それは一人でいるときと、大切な人といる時で。
働けば働くほど表面では強くなる一方、やっぱりその時間は無くなっていく。
余裕は、自分が作るもの。
プライドは、自分が守るもの。
傷ついたプライドは、優しい過去と、希望の未来が癒すもの。
聖闘士星矢の、むかーし出ていた聖衣のフィギアが最近復活してて。
先輩と大盛り上がりの末、ついに一体買ってしまった。
カッコイイ!
あー、なんか男の子の夢だなぁ。
先輩は、身重の新妻に怒られると言って泣く泣く購入を諦めてた。
独身が羨ましい、と。
そういうものを少年の心、だとか美化するのは嫌いだけれど、小さな幸せってこんなものでも一つかもしれない。
遠い昔の約束は、どこかに置き忘れて。
希望はきっと、ちょっとした所に転がっている。
いつもいつも、心配させられて。
イヤではなかった。
そしてまた、心配する。
泣きそうな顔みて、ちょっと困った表情をしてしまう。
それはそれで、罪かもね。
それはそれで、宝かも。

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